ピアノの発表会のアナウンス

昨日は、ピアノの発表会のアナウンスをさせて頂きました。

ピアノの先生をしている20年来の友人。
音楽教育科での学びを活かし、ピアノソロだけではなく連弾、合唱、小物楽器の合奏、ハンドベルと
毎年工夫を凝らし、今年で10回目の節目を迎えました。

幼稚園生から高校2年生まで、それぞれのレベルにあった選曲と、レベルにあった指導を
的確に行なっていることがよくわかるプログラムです。

私は第1回目からアナウンス役として声をかけてもらい、
ひとりひとりの生徒さんに向けた先生からのコメントと、曲名を読み上げています。

私が彼女の素晴らしいと思うところは、
気心の知れた友人である私に対しても、きちっと仕事の依頼をしてくること。
1ヶ月から2週間前には完成したプログラムとタイムスケジュール、アナウンス原稿を郵送してくるのです。


お子様が中心のピアノ発表会では先生は大忙しです。
一人ずつ足台のセッティング、椅子の高さの調整、いってらっしゃいと子供の背中を押す。

そんな慌ただしい現場でこそ、連携は大切です。
舞台の準備が整い次第、彼女がアイコンタクトでコメントを読むよう私に促します。
私のアナウンスのタイミングに合わせて子供をステージに送り出します。

これは、それぞれが役割を理解し、信頼・フォローし合えるからこそ出来ることです。

アナウンスであっても受付であっても、お仕事を受けたからにはもちろん、誠心誠意、
きちっとしたお仕事をすることを努めます。
ですが、やはり依頼を出す方もきちんとしたオーダーの出し方をする必要があります。
そうでないと、結局はその発表会や演奏会全体の出来に大きな差が出てしまということを、
主催・スタッフが共に心しないとけないと、改めて感じた1日でした。


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