私が2月にサービス介助士の資格を取得した後、
職場で報告会をする機会をいただきました。
自分のチームの上司と、同じポジションで働く先輩方、他のチームの方の前で
何を学んできたか、どんな考え方が必要なのか、私たちの今後の課題を私なりにまとめ、
これをみんなにも学んでほしいと言うことをプレゼンしました。
4月1日から障害者差別解消法が改正されて、障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されるということでタイムングが良かったのもあり、上司の皆さんもかなり興味を持って熱心に話を聞いてくれました。
それから4ヶ月、一緒に働くスタッフ130人以上が参加するという大きな規模で、
サービス介助セミナーを開催することができました。
開催に至るまで、公益財団法人日本ケアフィット共育機構の皆様に私たちの抱える課題や学びたいことをご相談し、様々なご提案をいただきました。
現場で働くスタッフよりも、管理職の職員が学び・知ることが重要だと言うお話、現場で働く私たちとしてはとても心強く、これは絶対に開催したと背中を押されました。
結果的には、様々な立場で働くスタッフが総勢130人以上が参加するという理想的な形での開催が実現しました。
セミナー自身、とても学びが多く大変有意義な時間を過ごすことができました。
そして私が嬉しかったことは、このセミナーをきっかけにサービス介助士に興味を持ち、資格を取得したというスタッフが複数名いたことです。
資格を取った方とお話しをしたところ、
「お客様のご案内に自信を持てるようになった。どうご案内したらいいか、ご本人にお聞きしていいただということがわかって、気が楽になった。」とまさに私が感じたことと同じ感想を持ってくれていました。
その他にも、高齢の方がいかに不自由さを感じているか、何が不自由さをうんでいるのか、そんなことを理解する広い目を持つことができた、と大きくうなずく話をすることができました。
文字で読む、テキストで勉強することももちろんできます。
ですが、体感しないとわからないことがたくさんあります。そしてその体験で学んだことは、深く自分の中に残ります。
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構では無料の体験講座や、2時間で完結できるサービス介助基礎研修(セミナー)など開催もされています。
ぜひ、多くの方に体験していただきたい。そして多くの企業に興味を持ってもらいたいです。