『大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ』

もう昨年になりますが、とても興味深い展示に行ってきました。

大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ

大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ | 企画展 | 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

現代美術作家の大巻伸嗣氏の展覧会です。
展示の写真の撮影は許可されていましたが、動画は禁止。

会場に一歩足を踏み入れてその理由がわかりました。
会場内には風と動く光、そして湿気で独特な空気が漂っていました。
水に音がしていたように思います。どこかに水が流れていたのでしょうか。
それか湿気があることで水の存在を感じたのでしょういか。

あの空気を含んで作品だと考えると、写真はその一部の切り取りでしかありませんでした。

写真の大きな作品の展示の他にも、氏が手がけた舞台の為のスケッチや、
小さな小さなキャンバスに色が色だけが塗られた作品など、
心のひだにひっかかる、私たちの様々な感覚を刺激してくる作品が多く展示されていました。

入場無料とは申し訳ないほどの、豊かな時間を過ごすことができました。

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